官公庁などの場合、ある程度給与体系は同じになります。ですからどこで仕事をしても同じような給料になります。楽な職場、忙しい職場があるでしょうが、同じ職種だと同じような給料です。あまりよくありませんが、楽なところを探す人もいるかもしれません。
薬剤師は、多くの場合は民間の職場で仕事をすることになります。この時、それぞれの職場で給与体系が異なります。病院の近くに調剤薬局が並んでいることがありますが、経営母体が異なればそれぞれ全く異なる給与体系で給料が計算されます。
転職をする利点として、それまでと異なる給与体系で仕事をすることができることです。注意したいのは、上がることもあれば下がることもあることを知っておく必要があるでしょう。応募をしたときなどには細かい情報がわからないときもあるので、給料が上る給与体系の職場を探す必要があります。
会社などに入社をすると、そこから自分のキャリアが始まります。人事部がある場合、ない場合がありますが、どちらにしてもキャリアが記録されます。ゆっくりキャリアを積む人もいれば、他よりも早く積んでいける人もいるでしょう。
薬剤師の場合は調剤薬局に就職することが多くなります。株式会社化しているところもあり、評価も様々です。ただ、キャリアの考え方は同じです。入社してから今までのキャリアに見合った評価になります。ゆっくりだと、同じ仕事量でも早くキャリアアップしている人より低くなることがあります。
転職の利点として、今の自分の実力を評価してもらうことができます。ゆっくりキャリアアップしている場合、早くキャリアアップしているはあまり関係ありません。ゆっくり仕事をしてきた人であれば、新たな職場で仕事をすることで高い評価が受けられる場合があります。